コンサート近くになってピアノ演奏とアレンジを担当していただいた上田麻衣子さんと曲目をどうするかでいろいろ話し合ったのですが、迷いに迷っていろいろな候補曲が挙がっては消え、とうとうコンサート前日に最後の曲を決めたという綱渡りの選曲でしたので練習はあまりできませんでした。(^_^;)
その割には思ったより上出来でほっとしています。大きなホールで大勢の聴衆の前でヒチリコを演奏するのは今回のコンサートが初めてでしたのでかなり緊張しましたが、上田さんのサポートで何とか無事終えることができました。
演奏曲目は最終的に次の3曲で、ヒチリコは長短2種類を使用しました。
(1)Put Your Hands Up (坂本龍一作曲) (長いBb管ヒチリコ)
(2)誰も寝てはならぬ〜トゥーランドットより(プッチーニ作曲) (標準G管ヒチリコ)
(3)東風来光 (光平作曲) (長いBb管ヒチリコ)
坂本龍一の曲はTVのニュース番組のテーマ曲になった曲ですし、トゥーランドットといえばフィギュアスケートの荒川静香が使った曲で多くの方がご存知のメロディだと思います。
当初、事前打ち合わせができなかったのでPAは使わずに生音で演奏するつもりでしたが、リハのときにディレクターが大ホールだからやはりPAを使った方がいいだろうと、急遽僅かな時間でPAのセッティングをしていただき、本番は当初の予定より格段にいい音響で演奏することができました。また、司会者の方も手馴れたもので当日の僅かな打ち合わせで私のことやヒチリコのことをうまく説明していただきまして流石プロだなと思いました。そのうえ演奏終了直後にはマイクを渡していただき、私自身でヒチリコの宣伝までさせていただきました。ほんとに私にとっては記念すべきいいコンサートになりました。
本コンサートの正規プログラムとしては、このあとハワイアンの「レイ・パラダイス」の踊りと演奏があり、最後にウーゴ・パガーノ楽団が1時間ほどでアンコールを含めて全17曲を演奏しましたが、本場のアルゼンチンタンゴを聴くのは初めてで1曲目から引き込まれ、最後まで素晴らしいひと時を過ごせました。バンドネオンの重低音から高音まで幅広い音域に驚き、独特の音色が気持ちよく、テクニックも抜群で「ぐっときたぜよ!」って感じでした。
そして、コンサート終了後ウーゴ・パガーノ楽団の方々は律儀にも出口に立ってお客さんの帰りを見送っておりまして、お客さんとの記念写真も快く受けていました。そこで、私も便乗して楽団の方々との記念写真を撮らせていただきましたが、最高齢のピアニストの方とウーゴ・パガーノ氏は先に楽屋に帰ってしまったので、まずはベースとヴァイオリンのお二人と上田麻衣子さんの4人で撮りました。
中央の背が高い方がベースのエミリアーノ・ベリート氏で右端がヴァイオリンのグイド・ガブリエル氏です。
次に、歌手の方が合流した5人の写真です。
左から2番目が歌手のマリオ・カレトニ・カステル氏です。
その後、楽屋まで戻ってから既にラフな服に着替えていたウーゴ・パガーノ氏と我々の3人で撮りました。残念ながらピアニストの方は楽屋に入ったままでしたので、今回一緒に写真を撮ることはできませんでした。
何はともあれ今回はヒチリコの初演であり、最高の記念になりました。

